タイヤとホイール

連休最終日。今日はタイヤとホイールの話をしようと思う。

高校時代は工場備え付けの旋盤を使って、アルミやジュラコンを加工してホイールを作成していた。外径や端面の加工はさほど難しくなかったが、中ぐり加工が難しく、何本かバイトを折ったのは良い思い出である。

また、タイヤについては高1の時は確かシリコンシートが手に入らない時代だったので、ホイールを仕上げた後に、スポンジを巻いて、旋盤に上手くタイヤをセットして、筒に入ったシリコンをコーキングガンにセットし、薄く均等に伸ばしながらスポンジの上に直塗してタイヤを作成していた。

今ではシリコンシートがあるので、いつでもどこでも張替えが可能だが、数十年前はかなり苦労してタイヤを作っていた。

それから、社会人になりマイコンカーを続ける際にまず悩んだのがホイールであった。これも今となっては、市販のラジコンホイール(KAWADA 8メッシュホイール ナロー メッキ TU37P)、六角ハブ(OP823 クランプ式アルミホイールハブ5mm)、シャフト(タミヤ テクニクラフトシリーズ No.2 ハイスピードギヤーボックス HE 72002用 4mm)があれば事足りるのだが、この組合せにたどり着くまで、タミヤのハブの存在を知らず、六角ハブを寸法描いて外注してみたり、シャフトが欲しくて無駄にギアーボックスを買ったりしてました。ちなみに、シャフトはタミヤカスタマーサービスで1本から売ってくれる。流石である。

という事で、本題。

 長年使ってきたホイールも良かったが、せっかくなので、3Dプリンターでホイールを作成したのでメモ書き。

3DCADで図面を描いて、DMM.makeに図面データを提出。部材はナイロンの青。1回目の図面チェックは自動で厚みが足らないよ?とか色々指摘されたが、2回目のチェックOKで試作品を1個発注。国内で製造しているようで、すぐ届いたが、リブの厚みが足らず、若干強度不足が否めなかったので、量産モデルは厚みを増して再度発注。

その際、4個のホイールにプラモデルのランナー部分のような部材をくっ付けて、1つのモデルとして発注出来た。1個約700円。コスト的には、KAWADAのホイールの倍だが、仕上がりには満足している。

次回は、ギアボックスの話をしようと思う。それでは。

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