九州大会を終えて

  • あっという間の1ヶ月

マイコンカーシーズンが到来し、あっという間に地区大会が終了した。良い意味で仕事も趣味も充実しているせいか、本当に時間の流れが早い。さてさて、絶対完走する!と宣言した九州大会だったが、悲しい事に50cmクランクを曲がりきれなかった。トップスピードから減速しきれていないわけでもなく、ただ単純に外側の白線を中心線と誤認識しただけの単純な原因だった。車の走り自体があまり綺麗でないのもあるけれど、今回は明らかに調整不足だと思う。本当はすっごい悔しいけれど、仕事+αで取り組んでいる事を考えると、限界があるのかな?という気もしている。でも、仕事が忙しいというのは自分の力量不足だし、もっと上手く時間を割けば十分活動できる時間は確保できると思う。なんか、複雑な心境だ。試走で運よく完走していただけに、なんか昨年のレースを思い出すようでやっぱり悔しかった。

  • 全ては"ハード"と"ソフト"のバランス

今回の大会で特に感じたのは、"ハード"と"ソフト"のバランスというかマッチングだ。今さらなのかもしれないけれど、やっぱりある程度の車体を作って十分にソフトを作り込む事が大切だなと思った。マイコンカーを始めてもう4年目。ハード面の進化はしてきたものの、よくよく考えるとソフト面がなかなか身に付いていない気がしている。この際、思い切ってじっくり勉強してみようと思う。

  • 後輩を育てる事の大切さ

今回の大会は、とくながさんや疾風さんが熱心に後輩を指導したり、アドバイスされている姿が印象的だった。自分も高校生の部のOBとして、自分は今まで後輩達を育ててきたつもりだったけど、同じ県の他校の先生の言葉にはっとした。"どうしても母校を中心に技術提供をしてしまう傾向があるけれど、県の技術力の底上げまで視野を広く持って取り組んで欲しい"との事だった。まだまだ成長過程の自分に何が出来るのだろうといつも思うけれど、出来る事からひとつひとつ丁寧に後輩達の育成を先生方と一緒に頑張っていきたいと思う。その前に、しっかりと完走して速い車を作り込まないと説得力がないか・・・笑

今回の大会はまだまだ自分の力不足を痛感させられた大会だった。しかし、直接結果に繋がらなくてもこの競技に参加し続けること、全国大会出場を目指して挑戦し続けることに意義があると思うから、気持ちを切り替えて次の県大会に向けて頑張りたいと思う。今回の大会は本当に完走できずに悔しかった。