やっと期末テスト終了!!って、今日は午前中学校でしたぁ。で、何となく学校帰りに近くの図書館に行ってみると、興味深い本を発見!!
「なぜ車は曲がるのか。−限界コーナリングダイナミクス−」
ん〜(笑) なんか難しそうだけど、次の車体はなぜこの部品、この機構、構造をしているのかっていうところを理論付けて、車体設計をしようと思っていたから頑張って50ページ読んでみた。
すると、自分の考えが肯定されたり、否定されたり、新しい発見があったりして結構面白い。ぁ〜だからF1は後輪駆動なんだぁ〜とか、車高を落とす本当の意味、駆動力、横力、摩擦円の求め方、μとの関係など、いろんな知識が身についた。
具体的には、

・駆動、制動力の合力は摩擦円(接地荷重×摩擦係数)の円からはみ出すことは出来ない。
・摩擦円を駆動力や制動力で飽和してはいけない!→横力が生み出せなくなる。
・タイヤが空転すると、方向維持能力がなくなる!→スピンする。
・タイヤがロックすると、制動力。旋回横力がなくなる!→操縦不能
・μとは、タイヤ・路面間摩擦係数の事。
  μ=1.0のタイヤでもコース上が汚れていればμが減少する!
  つまり、摩擦円が小さくなり、駆動、制動力が小さくなりスリップしてしまう。
・4WDのメリット
  1、駆動力の向上 2、コーナーでのグリップ力の向上 3、タイヤの磨耗の低減
・加速→後輪の駆動力負担が増加する。 減速→前輪の制動力負担が増加する。

って、かなり高度な内容・・・(笑)でも、タイヤの汚れを取る理由とか、駆動力と制動力の関係も分かった。そして、一番重要なのは、フルブレーキでステアリング切っても曲がらないということが分かったことかなぁ。ロックしたら、旋回横力がなくなるってことは、逆転ブレーキとか使ってるけど、一瞬ロックしないのかなぁ。
でも、クランククリアはクランクまでしっかり減速してから、グリップを稼いで走行しなきゃいけないことが分かった。

ん〜やっぱ専門書って大事だなぁって思った一日でした。それより、物理が出来なくちゃ・・・(笑)