マイコンカーラリー

マイコンカーに取り組む目的はなんだろう?"ものづくり・ひとづくり"ってどういうことだろう? 競技である以上、参加者・運営者・レギュレーションは存在する。世界各国のいろんな人が競技に参加するからいろんなアイデアや行動が生まれてくる。 このマイコンカーに出会って、自分がどう成長し変わったか? どのような過程があってこのマイコンカー競技が生まれ、全国、そして世界へ普及してきたか? 全ての基本は"ひと"である。 "ひとありて技術"自分の母校のモットーだ。 "技術"より先に"ひと"が付く。 

例えば、技能がある、資格がある、勉強が出来る、レースで勝てる人がいた。なぜか?

学校・家庭・社会で"教育"を受けたからじゃないかな?先生・講師・両親・友達・親友。いろんな人と関わっていく中で、人間として"ひと"として成長していく。"ものづくり"の基本は"ひとづくり"だと自分は思う。"ひと"という字は小学校で習った。自分には"ノ"って文字がお互いに支え合ってるように見える。人間1人じゃ生きてはいけないって事だ。"学習"って漢字も習った。"自ら学ぶか・教えられて習うか"この違いは、半年・3年・10年・20年後にとんでもない"差"としてあらわれる。

難しい話だが、学生である以上教育を受けているのだから、部活動もその延長線上だと自分は思う。しかし、マイコンカーラリーは高校卒業後、多くのOBや一般の部で参加する社会人も一緒にレースを楽しむ。それぞれ違う立場にいる"ひと"がマイコンカーという競技を通して1つになれる。更に今後、より新しい技術・世界各国での大会が開催されるようになれば競技人口は増え、世界の技術力は上がり、世界に貢献出来る。

でもやっぱり、全ての基本は"ひと"である。人間だから失敗はする。進むべき方向性を見失う時もある。世の中には暗く、悲しいニュースはたくさんある。でも、このマイコンカーというひとつの"世界"だけは明るい話題と未来が続いて欲しいと思う。自分はこのマイコンカーに取り組み始めて4月で5年目になる。それでも、全国大会に行けないのは自分の未熟さと技術レベル・精神面がまだまだ不十分だからだ。もちろん勝つことだけが全てじゃないが、ぶれない目標と技術屋さんとしてのモットーは忘れずにこれからも走り続けたい。今年度も気合入れて頑張って行こう!!