金曜・日曜は工業技術発表会でした♪体験発表部門・デザイン技術部門・マイコンカー競技部門の3つにエントリー。結果は、体験発表部門は最優秀賞、デザイン技術賞受賞、マイコンカー競技ゆう・・・・・じゃなくて、個人6位、団体3位でした↓↓一番悔しかったのはマイコンカー競技。練習走行では優勝したマシンとほぼ同じタイムで走れてた。しかし、本番でまずは完走をと思い安定モードで走行し完走。次は、優勝をと思い、18.5秒の設定で走行するとクランクがおかしい!!なんと、クランクの速度制御を通常の1.5倍に設定してしまっていた。これじゃ、どう考えても脱輪だった。
でも、失敗はあったものの成長もあった。まずは、アナログセンサ・H8サーボ・自作ドライバ基板の車体で完走できた事が何よりも嬉しかった。そして、会場でログを解析し原因を突き止め、危機的状況を脱出する方法も備わってきた。センサの感度調整は、ビニールテープ1枚単位というかなりシビアだったけど、最後のほうではラインのご認識も無くなりかなり安定して走行していた。
車線変更が大会の2日前に完成したので調整不足が結果に出てしまった大会だった。しかし、九州大会に向けて素晴らしいデータと経験を積むことが出来た。なかなか、車体の細かい調整ポイントは大会で身に付けないと結果につながらない。是非、後輩たちにも多くの経験を積んでもらってより良い成績が残せるように頑張ってもらいたい。
しかし、今回の大会では残念なこともあった。上位入賞する学校が固定化し、速い・走らないの二極化が更に進んでしまっていた。どう考えても、1年生でアナログセンサ・H8サーボの車体を製作するのは難しいのに、素晴らしい走りをしている車体もあった。また、一番印象深いものとしてハードもソフトも同じマシンを製作し同じところでコースアウトしている車体を多々見てしまったりした。
確かに、勝つこと・結果を出すことも重要だけど、それ以外にも大切なことってたくさんあるんじゃないかな?そこを、今回の体験発表を通して皆に理解してもらいたかった。「本県のロボット競技における工業技術レベルは高いものにある」って偉い方が仰ってたけれど、それは過去の話。今の現状はかなり厳しいと自分は思う。それは、トップレベルの技術力を知ってるから言える事だし、もっともっと広い視野を持って取り組まないと先が見えてこないと思う。
そういう意味でも、いろいろな事を学んだ大会だった。少なくとも、一生懸命にオリジナルマシンを製作している参加者のモチベーションを下げるような大会ではあって欲しくない。レギュレーションを含め、何とかしてこの問題を解決する方法を真剣に考える時期に来ているのではないかなと思う。
九州大会まで残り10日。地区大会では最大の大会で、1回限りのレースで全てが決まってしまうが、自身を持ってスタートボタンを押せるまで走りこみたい!!がんばるぞぉ♪